インバウンドに大人気 飛騨高山の洗練された和の街並/東京⇔高山は「新幹線+ワイドビューひだ」がおすすめ

2023年2月28日おでかけ観光

東京→飛騨高山 アクセス

インバウンドに大人気の岐阜県、飛騨高山。

アクセスは、東京⇔高山、大阪⇔高山ともに、新幹線、高速バス、電車があります。

所要時間、料金を東京からのアクセスを例に挙げています。


① 新幹線(東京→名古屋)からワイドビューひだ(名古屋→高山)

<所要時間> 名古屋までは約1時間40分、乗り換えて約2時間20分で、合計4時間15分ほど

<所要時間> 14920円


② 新幹線(東京駅→富山)からワイドビューひだ(富山→高山)

<所要時間> 富山までは約2時間10分、乗り換えて約1時間半で、合計4時間ほど ただし、富山〜高山の運行本数が少ないため注意が必要

<所要時間> 15830円


③ 高速バス(バスタ新宿→飛騨高山)

<所要時間> 約5時間半

<費用> 6690円


飛騨高山旅行の思い出1

今回私は東京から高山へ、名古屋経由で新幹線+ワイドビューひだに乗って行きました。

まず新幹線で東京駅から名古屋駅まで行き、そこでお弁当を買い”ワイドビューひだ”に乗り込みます。意外にも、平日ということで4割ほどしか席は埋まっていませんでした。

始めの15分ほどは座席と反対向きに進み、次の駅からは進行方向に走ります。その感覚がジェットコースターみたいで不思議な面白さがあります。

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高山に近づいてくると、ワクワクした気持ちになってきました。車内は、ほぼ外国人。ということもあり、少々マナーの悪い人が目立ちましたが、まあ許容範囲。下呂を過ぎる頃には満開の桜が臨めました。東京では既に散った後でしたが、高山ではやっとこれから咲くということでした。

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ホテルはエクスペディアで検索し、高山駅を出て右手に徒歩5分の高山桜庵

畳敷きの館内はスパのような感じもあり、13階にある温泉は景色も良く落ち着けるホテルで良かったと思います。貸し切り温泉は予約制ではなく、空いていれば誰でも使用できるシステム。そちらからの景色も最高でした。

タクシー運転手さんによると、最近は高山は日本人よりも外国人観光客がほとんどだということ。

日本らしい古い町並みが魅力の高山市、お土産屋さんやホテルがあちこちにあり、そういった街全体の観光客ムードが良いですね。郊外と言っても田舎っぽさを感じさせないセンスのある店が並ぶのところがまた楽しいです。

居酒屋、高山に住む姉のお宅訪問、温泉宿、朝市、飛騨牛、と楽しい時間を過ごし、あっという間の1泊でした。

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翌日の朝食に行ったのは、朝7:30からやっているif珈琲店

岐阜県高山市花里町5−18/木曜休み

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落ち着く空間と分厚いパンが旅行の朝を盛り上げてくれます。早朝から観光客らしき人がちょこちょこ入っているようでした。

ただ、大人数で訪れたので机を引っ付けようとすると、『テーブルはそのままでお願いします』とぶっきらぼうに言われ、一緒にいた人が憤慨(笑)しておりました。『こんな融通の利かない接客はありえない』『海外だったら怒って出て行くレベル』だということで、確かに理由も曖昧で、イイ気分に水を差されてしまいましたね。

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飛騨高山旅行の思い出2

また別の機会に、さくっと東京→高山へ、人に会いに高山へ行って来ました。その時も同じく、まず東京駅から名古屋駅へ、そして名古屋からはワイドビューひだに乗り2時間半かけて高山駅へ。

待ち時間も含めると計5時間ほどかかるので、もしかしたら新宿から高山への高速バスを利用する方が楽かもしれません。今回は指定席を取って到着時間まで確実に計画立てられる新幹線にしました。

ワイドビューひだは豪雨による土砂災害により長らく運行中止となっていましたが、無事再開され、また緑豊かな景色の中を走る気持ちの良い列車を楽しむ事ができるようになりました。

ほとんどが海外からのツーリスト。日本の方は、途中の下呂温泉で降りて行かれる方が多かったです。

高山の魅力はとにかくその’和’を全面に出した町並み。

古い町並みは、一部の小さなエリアに集中しているものの、店数もバリエーションも多く、おしゃれなカフェも探そうとする前に目に入るほど数多く存在しており、いつまでも歩いていたい。

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今回の滞在は招待された家で夫と私とお世話になりました。食事もたくさん用意してくれました。

他の人の食生活を知ることは人生を垣間見ることができ刺激にもなるし、夢見心地に頭を巡らすこともできて好きです。素敵なライフスタイルが確立されていて、その中に少し居座ることができたのはとても貴重な体験でした。

1食1食にこだわり、手作りにこだわり、センスにこだわる。ピザも生地から手作りです。

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レモンケーキから手の込んだ煮込み料理まで。

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朝は朝で特製ヨーグルトに半熟ゆで卵、フレンチトーストやこだわり集めたジャムの数々。

高山は開けてはいるものの都会から離れた自然に囲まれた小さな観光地で、そこでこだわりを持った暮らしを大切にする様子を目の当たりにして、心に余裕を持って好きなものに囲まれた時間を過ごしてました。

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飛騨高山旅行の思い出3

祖母を連れて、高山に来た時には、高山グリーンホテルに泊まりました。こちらは大きなホテルなので施設が充実しているのが良い。

特に夜のラウンジが最高。温泉の後の浴衣姿でピアノ演奏が流れるラウンジ喫茶でレモンスカッシュでも飲めば、それだけで旅行気分が味わえる。部屋はツインのベッドルームに、和室。細くて狭いドアが年月をいい意味で?感じさせてくれました。

あまり旅行に来た事を理解できずに居る祖母を伴っての旅行でしたが、1階の広い温泉に二人で行った時には「あなたが居なかったらこんな経験はできなかったわ。本当に幸せ。」と嬉しそうに温泉に浸かり、顔を赤らめている祖母を見られたのでよかったです。

幸せ、恵まれてる、が口ぐせの祖母。そのほとんどは周りへの思いやりから来る言葉、或いは漠然とした思いだと思うけど、この時は本当に温泉の気持ち良さに、たまらず心から声が出たような感じでした。

それだけでも祖母孝行ができたのかな、という思いです。勿論たくさんの人のサポートが無いと実現不可能でしたが。

周りはまさに観光地。お土産屋さんもカフェもおしゃれな店がいっぱい。

☆良かったお店

  • 匠館 —– 1階、セレクトショップには可愛いものや美味しそうなお土産品が豊富に置かれています。
  • むさし —- 城山公園の中の休憩所。店構えと焼き鳥の美味しさのギャップに驚く。
    何本でも食べてしまいそう。夏のうだるような暑さにも関わらず、良い風が入って来ていました。

すでに旅行に行ったことは忘れているので結果的に祖母の記憶には残らなかったかもしれないけど、みんなの思い出の中に祖母が居る。それだけでも貴重なこと。

そんな飛騨高山の旅でした。