2016年映画最新レビュー&あらすじ 『ブリジットジョーンズの日記3』
Bridget Jones’s Diary 2016
『ブリジットジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』がカナダで公開されたので早速映画館で観てきました。
英語のタイトルは『Bridget Jones’s Baby』
メインキャスト
(ブリジット)レネー・ゼルウィガー
(マーク)コリン・ファース
(ジャック)パトリック・デンプシー
基本情報
ブリジットジョーンズの日記と言えば、2001年に大ヒットしたラブコメディ。
レネー・ゼルウィガー演じるブリジットジョーンズは当時30代で独身、幸せを掴みたいと夢見るぽっちゃり体型の普通の女性。恋愛に一生懸命な姿に多くの女性が共感しました。
2004年には続編”ブリジットジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月” が公開されました。
あれから12年、3弾があるとは思ってなかったので嬉しい驚きです。
随分ほっそりし、キャリアも積んで成功し幸せに見えるブリジットですが40代になった今も未だ独身。
そんなブリジットが思いがけず妊娠発覚するという今回のストーリー。
父親は?
そこが今回の最大の見所。
ヒューグラントはオファーを受けなかったのでこの映画には出演しません。代わりに新しくパトリック・デンプシー演じるジャックが登場します。
彼もまたルックスと地位と名誉を兼ね備えた良い男。
コメディーな要素たっぷりのジャック、マーク、ブリジットの三角関係がまた往年の”ブリジットジョーンズの日記”の世界に連れて行ってくれます。
日本では10月に公開されるようなので是非、映画館に足を運んでみてください。
あらすじ、感想、レビュー
ネタバレを含みます。
43歳の誕生日を迎えたブリジット。
キャリアを積んで、良い友だちや同僚に囲まれ、可愛らしいアパートに住んで幸せそうに見えてもやっぱり一人で祝う誕生日は寂しい。
年を取って憂いを帯びたせいもあり、切なさがにじみ出ています。
ブリジットとマークの昔の古い映像が少し流れるのですが、改めて、あの頃は若くて可愛かったなと時の流れを感じてしまいました。
でもダメな所があっても惨めになりすぎないチャーミングさは昔と変わらず。
アメリカ女性の強さではなくイギリス女性の控えめさ、優柔不断さ(勝手なイメージ)に親近感が湧きます。
父親はジャックorマーク?
そしてやっぱり映画の世界、都合良く二人の男性が目の前に現れます。
一人は”ブリジットジョーンズの日記1”からのマーク。そして新登場のジャック。二人とも地位と名誉ある素敵な男性。
出会いからすぐに妊娠、出産。トントン拍子に見えるけれど、問題はどちらが子どもの父親か不明という点。
そこから妙な三角関係が始まります。
軽卒な出会いから突然結婚相手の候補にまで躍り出るジャックが、昔愛したマークと互角に戦うというのがちょっと無理やりといえば無理やり。
ヒューグラントが出てたらもっと深い話になってたのかなとちょっと残念だけど、全体的にとても軽快で楽しい。
コメディーの部分は個人的な英語の実力のせいで聞き取れずなかなか笑えなかったけど、笑いあり、時に感動もあり、最後までハッピーな気分で観れる映画です。
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