2016年最新映画あらすじ&レビュー「ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち」
映画『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』(2016)
『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』を観てきました。
2017年公開に先駆けて、基本情報と、カナダの映画館で観てきた感想を少し書いておきたいと思います。
英語のタイトルは
『Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children(2016)』
原作はアメリカの小説家、ランサム リグス(Ransom Riggs)によって書かれた
”Miss Peregrine’s Home for Peculiar Children” (2011年出版)です。
ジャンル;アドベンチャー、ファンタジー
日本での公開は2017年2月、ティム・バートン監督の最新作です。
ティムバートン監督作品
ティムバートン監督の過去の作品といえば、
『シザーハンズ』
『チャーリーとチョコレート工場』
『アリス イン ワンダーランド』
『コープス ブライド』
などなど、洋画に疎い私でも知っている名前がずらり。
どの作品も独特の世界観が楽しくもあり奇妙でもあり、またほろりと切なかったりもします。
今回の作品も期待を裏切らない、ファンタジーな世界観を見せてくれています。
あらすじ
ある事件がきっかけで、主人公ジェイクは不思議な世界に足を踏み入れる事になります。
そこは未だ発見されていない世界。昔おじいさんから話を聞かされてワクワクしていたのに、いつしか信じることができなくなっていた。
実際に辿り着いてしまったジェイクがそこで見たのは、奇妙な子どもたちが住むミスペレグリンの家。
透明人間や宙に浮く少女、手から火を出す者や植物を一瞬で育てる者、とにかく全ての子どもたちが不思議な力を持つ。
そこでは毎日が同じ一日の繰り返し。永遠に続く平和な一日。
ただ、ジェイクや子どもたちには着実に大きな危険が迫っていた。一体、何が起こるのか、そしてその不思議な世界の行方はーー?
キャスト
エヴァ・グリーン、エイサ・バターフィールド、サミュエル・L.ジャクソン、エラ・パーネル、ジュディ・デンチ、テレンス・スタンプ
ホラーテイストな場面があったり、ブラックユーモアな怖さがあったりしますが、全体的にファンタジーでテンポ良く話が進んで行く。
最初から最後まで不思議な世界観に惹き付けられて、2時間の上映もあっという間でした。
日本での公開が待ち遠しいですね。
感想、レビュー
ネタバレを含みます。
ジェイクの冒険は、おじいさんが殺されるシーンから始まります。
昔からおじいさんは不思議な世界の話を聞かせてくれた。そこには特殊な能力を持つ子どもたちが住む家がある。
ある子どもは透明人間で、ある者は手から火が出せるパワーを持つ。ある子どもは二つの口を持っていて、怪力少女も居る。
そこに迫る「危険」をおじいさんがジェイクに伝えようとするが、年老いた祖父の幻覚だと、信じようとしない。
が、ある時目を刳り貫かれ殺されたおじいさんの姿を見つけたジェイクは、そこでモンスターを見てしまい、全ては現実なのだと知る。
そこからジェイクは不思議な世界の扉を開け、奇妙な子どもたちと関わりを持って行く。
モンスターは元々は人間で、パワーを身につけるはずが何かの間違いで気味の悪い化け物になるというブラックさ。
モンスターが人の目を食べ続けるというホラー。そしてそれをモンスターらしくガツガツ食べるのではなく
お皿に載せてフレンチのコースのようにして食べると言うブラックユーモア。
その化け物との戦いは、一人一人のパワーを最大限に利用して順番に敵を倒して行くというお決まりのパターンですが、やっぱり快感。
すごく深い話というわけではないけど、発想や世界観はさすが。
最後まで飽きる事なく楽しめました。
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