カナダの駅はひと味違う!遊び心たっぷりのトロント地下鉄駅おしゃれ壁デザイン一挙紹介!

2023年2月27日カナダのことトロント,観光

全ての駅を訪れた私が選ぶトロントのユニークな駅デザイン ベスト5 

はじめに

トロント市内で利用できる交通機関はTTCとGoTransitのふたつ。

GoTransitは郊外へ伸びる電車の為、主要な地域ではTTCが唯一の市民の足となっています。

TTCの中でYonge-University Line, Bloor-Danforth Line, Sheppard Line, Scarborough Lineの4つのラインに分かれていますが、基本、路線同士が交じわうことはなくそれぞれ別の地域をカバーしています。

カナダの駅はとても簡素。大きな駅以外にはトイレも無くちょっと不便。でも駅の壁だけ何故か凝っていて、ひと駅ひと駅デザインが違っていて面白い。

そんなTTCの地下鉄、全69の駅の中から私が独断と偏見で選んだ、トロント地下鉄(TTC)の駅の壁ベスト5を発表したいと思います。

では早速、、


第5位 Queen Staion

絵が描かれているのが珍しいので5位にランクイン。

EATON’Sの文字があるので、ショッピングモールのイートンセンターの絵ですね。

イートンセンターはQueen駅に直結しています。駅のあるクイーン通りはファッション街、ビジネス街として栄え、City Hallなどもあるトロントの中心エリア。

クイーン通りにはストリートカーも走る。


第4位 Osgoode Station

Osgoode Stationもクイーン通りに面した駅。

こちらの壁は深い緑とベージュ、アクセントに赤を少し、バランス良いですね。

デザイン性があるので第4位。


第3位 Old Mill Station

地下鉄に乗って西へ西へ。徐々に緑が増え、乗客が減り、随分郊外へ来たなと感じる。

駅にも人影は少なく、のどかな感じ。

輝くシルバーの上に表示されている文字はよく見ると白黒の写真がプリントされていて面白い。


※特別枠 Queens Quay Ferry Docks Station(ストリートカーの駅なので地下鉄ではないけど特別ランクイン)

Queens Quay Stationの近くにはトロントアイランドに渡る際のフェリー乗り場がある。

ビーチが近いので駅もマリンな感じで作られていて爽やかですね。


第2位 Dupont Station

Dupont Stationの不思議なデザインはユニークという意味では間違いなく上位。

昔のマンションのような古めかしい丸いタイルが張り巡らされ、しかも色は薄汚れたピンク。

レトロな絵も独特で面白い。

カサロマへはここの駅からもアクセス可能。駅周辺にはカフェもあり、なかなか良い町。

Dupont Stationでネット検索すると、すごく洗練された大きな駅の写真が出てきますが、それは他の国の別の駅です。

トロントのDupont駅は、こちらのレトロで古めかしい駅なのでお間違いなきよう笑


第1位 Museum Station

堂々の第一位はMuseum station。

名前が示す通り、周りには博物館(Royal Ontario MuseumやGardiner Museum、Bata Shoe Musemnなど)が集まる。他の駅と明らかに違う、芸術を意識したデザイン。少しアートな気分に浸れる。写真に収める観光客も多数。

文句無しの1位ですね。

続けて、シックでオシャレな駅壁デザインベスト5も紹介しますよ。

全ての駅を訪れた私が選ぶ、シックでオシャレな駅壁デザイン ベスト5

まだまだ特徴のある駅はたくさんあります。

というわけで、全69個あるトロントのTTC地下鉄の中から、シックでオシャレな駅の壁ベスト5を紹介したいと思います。

これまで普通に通り過ぎていた駅のホームも意識するとどれも可愛く見えてきて、つまらない電車の移動のひとつの楽しみになっています。

関係ないけど今日Chayの”それでしあわせ”を聴いていました。

”空が青ければそれで幸せ” そんな風に思いながら日々を丁寧に過ごしていけたら良いなと思います。

さて、最近は初めての駅が素敵なデザインだったら嬉しくなります。今や駅名を聞くと周りの環境やアクセス事情よりも駅名の表示のデザインが頭に浮かぶほど。

シックの定義は

Weblio英和和英辞典によるとChic=上品な、垢抜けした

Thesaurus.comによるとChic=fashionable/類義語=elegant,exclusive,mod,modern,stylish,swank,trendy

ということで上品で大人っぽく垢抜けした現代的でスタイリッシュなものを5個選りすぐりました。

それでは早速ランキングに参ります。


第5位 Warden Station

柔らかい色合い、そしてデザインが良い。

ほとんどの駅で見かけることはありませんが、ありがたい事にWarden Stationにはお手洗いがあります。

地下鉄の駅を下に降りて行くと広いバス乗り場が。

他のバスターミナルとは違って売店などが充実している。


第4位 Finch Station

TCCの最北のターミナルステーション。

コリアンタウンと言われているChristie stationはごちゃごちゃした印象だけど、Finchのコリアンタウンは比較的広々とした印象。

アジア人の移民者、学生が多い為何となくほっとする。

夜は人が更に増えて賑わう。黒とグレーでスタイリッシュな印象。


第3位 Davisville Station

こちらの駅は地上にあり電車の車庫のある駅なので窓から電車がたくさん見える。

ベージュでシンプルな壁はまさにシック。ということで3位。


第2位 College Station

College StationにはToronto Police Serviceのオフィスがあるからか、あちらこちらに警察の姿が。

同様に、ホームレスの人も多い。

ひとつ先の駅が巨大モール、イートンセンターがあるDundas stationなので活気もある。


第1位 Summerhill Station

Summerhill stationはゆるい坂の途中に位置し、こじんまりとした日本の高級住宅街のような地域。

ヨーロッパのような、日本のような、親しみやすい雰囲気がある。

歩いている人は高級感のあるファッションを楽しんでいる年配の女性が多数。

古い家も多いのできっと昔からここに住んでいる人も多いのでしょう。

坂を上り切ると、そこからはまだ小さくCNタワーが見える。そんなハイセンスな駅にふさわしい大人っぽいベージュと赤のコントラスト。

シンプルだけど素敵です。

さあ、まだまだ続きますよ。続いては、My best 3です。


全ての駅を訪れた私のお気に入りトロントの駅壁デザイン ベスト3

駅の壁の写真を求めて歩き回った数ヶ月、とうとう69個全ての写真が揃いました。

いつ終止符が打たれるかわからないトロント生活の中で記憶と記録に残るひとつのプロジェクトが終わり感無量です。

さあ、マイベスト3のご紹介です。


第3位 St.Clair West Station

まずはこちら、St.Clair West Station。

St.Clair Stationは東側を縦に走るラインの駅で、St.Clair West Stationは西側を縦に走るラインの駅で2つの駅の間はバスで15分ほどで行き来できます。

電車を乗り継いで行くより時間短縮できます。

バランス良い間隔でデザインされたストライプが可愛い。

ストライプの壁が新鮮だったので3位。


第2位 Lawrence Station

ダウンタウンから少し離れた北に位置するLawrence Station。

駅の周りにはYonge Streetに沿って店もちょこちょこあって便利そう。

駅前には図書館やスタバもある。通りを南へ歩いていくとLawrence Park、もう少し進むと店が現れ始め、Eglinton駅が近づくとあっというまに都会のムード。

住んでみたいなと思える場所。ビビッドな赤の壁が印象的。


第1位 Dufferin Station

駅に降り立った瞬間から鮮やかな色とりどりのタイルに目を奪われます。

どの駅と比べてもここ程カラフルな駅は無かった。

偶然にも最後に訪れた駅になったのでプロジェクトの最後を飾るにふさわしい素敵な駅でした。


まとめ

如何でしたでしょうか?

個人的には最後のSummerhill Stationの色合いが好きです。駅周辺の雰囲気も好きで、住んでみたい駅ナンバーワン。

トロントの駅が何故こんなに凝ったデザインになったのかはわかりませんが、そういう遊び心があるトロントが更に好きになりそうです。

トロント市内に駅が69個しか無いとはいえ、長年住んでいても全ての駅に降り立ったことがあるという人もそんなに多くはないのではないでしょうか。

それだけは自慢できる(できない?)トロントの思い出になりました。

カナダの最大都市、見所満載、夏の間はフェスティバルやイベントも盛りだくさん。でも折角なので身近なところにあるこんな小さな楽しみにもついでに目を向けてみて下さい!