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『君の名は。』が早くもエアカナダ機内で放映されていました。私なりの感想、レビュー

By Umejintan

2017年01月19日

映画『君の名は。』

 

2016年、年末の事。

トロントに居る頃から風の噂には聞いていた名作アニメーション映画『君の名は。』

流行りのピークの時は知らないけど、未だ上映中ということでその人気に驚く。

てっきりDVD化してからしか観られないと思っていたけれど、2016年8月全国東宝系公開から4ヶ月経った今も客足は衰えず、平日のお昼の静かな映画館にも関わらず、ある程度席が埋まっていました。


正直、初めストーリーを聞いた時はまた入れ替わりの話か、、、とお決まりパターンにあまり気乗りしなかったけど

 

興行収入が205億を超えた!

国内歴代4位!

観客動員数1578万人!

 

などの言葉に踊らされて遂に映画館へ行ってきました。

伊丹のAEON MALLにある映画館、月曜の昼ということで学生や家族連れの姿は無く、ほとんどが60代くらいの夫婦。

子ども向けの映画と思っていたので期待が膨らみます。

そして観た感想は、、、残念ながら期待を上回らない物でした。でも一緒に観た人の感想は「久しぶりに良い映画を観た。」そして数々の賞賛。

面白いと感じなかったのは多分、私の読み取る能力、理解力の乏しさが原因だったと思われます。

それを証拠に、2度目の鑑賞ではしっかり細部まで目が行き届き、そのアニメーションとストーリーの緻密さに感動し通しだったからです。。

機内にて

 

さっそく飛行機の機内放送でも放映されている『君の名は。』

海外でも国内同様に素晴らしい評価を受けているようですね。

8時間のフライトも、映画のおかげで少しは楽しいものに感じられました。多くのレビューが既存している中、感想というよりは私なりに感じたことを書いてみたいと思います。

 

レビュー

 

ネタバレ含みます。

 

◎悲劇

アニメと現実の境界線を見失うほどのタッチで描かれる『君の名は。』。

アニメの出来事でさえ、実際に起きた事件ではないのかと思わされます。

自然災害という衝撃的で悲劇的な設定に、アニメでありながらリアルで人間の手に負えない恐怖を感じました。

同時に、それは遠くに居る者には実感が沸かない対岸の火事であるという事実も突きつけられた気がします。

自然の現象は、ある者には恐怖であり、またある者には平和で美しくもある。つながりを持たない限りそれは非現実的であり、たとえ大事件に発展したとしても記憶の中から簡単に忘れ去られるものであること。

その二つの別の場所に立つ人々の対比が印象的でした。
 

◎母と子

映画が観客の感情を刺激する時、観るものの体験や経験で大きく目線が変わって来ると思う。

犬を飼っていた子どもの頃、犬の映画だけは泣けて泣けて仕方なかった。

大人になり、更に姪や甥が産まれてからは、小さい子の話も涙腺を刺激するようになった。

結婚10年を過ぎてお互い年を重ねてきた今は、夫婦の思いやりの話に弱く、想像するだけでオープニングから泣けてくる。

『君の名は。』では、幼くして母を亡くした主人公、そして反対に幼い子を残して死に行く母の絆がある。

母になった人はこの映画に限らず幼い子の心情がたまらず涙するという。母目線を手に入れるということは強さと同時に弱さも手に入れるのかもしれない。


◎新しさ

映画のストーリーの新鮮さも然り、挿入歌や映画全体が醸し出す雰囲気がとても爽やかで若々しい感じ。

アニメでありながら現実さながらのイラストも新しいし、ラストまでしっかりと描いてくれるのも曖昧な終わり方をする一時期の流行りでは無い感じで良い。

ただクライマックスで主人公の感情が上がって興奮して言葉をたたみかけていくシーンは、無理やり観てる側の感情をリードしようとしているようで冷めてしまった。

若い世代ではないからなのかなー....?

 


全体的にテンポが良く、映像がきれいでスケールも大きい。実話だと勘違いしそうな設定。こんなに現実の社会に忠実なアニメができるという驚きとまたこれからのアニメ界への期待も生まれてきてしまいます。

今やっと『良い映画みた〜』と言えます!

 

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